企業に常駐する働き方

常駐型フリーランスとは、契約を締結したクライアントの企業に常駐するスタイルの働き方です。契約によって定められた時間通りにオフィスに出勤し、仕事に取り組むことになります。勤務日は案件によって異なり、週に数日だけオフィスに出勤して残りは在宅といったものもありますが、一般的な会社員のように毎日出勤するケースの方が多いです。
ネットワークエンジニアをはじめとした、セキュリティ保全のために社外での仕事ができない職種や、現場でやりとりする必要のあるプロジェクトなどに、常駐型フリーランスの案件が多く見られます。フリーランスといわれると、自由な働き方を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、会社員と変わらないような働き方があることも知っておくといいでしょう。

常駐型フリーランスのエンジニアの悩みとなるのが、疎外感を持ちやすいことです。孤独は感じにくいですが、正社員とは違う扱いを受けます。有効的なものとしては、企業の飲み会への参加などコミュニケーションの機会を多く設けることです。お酒の力は、社員との距離を縮めることに役立つでしょう。信頼関係を築いて人脈を広げていくと、新たな案件を紹介されることもあるかもしれません。
また、エンジニアの勉強会や交流会に参加するのもいい方法です。社外に知り合いを作っておくと、疎外感を感じにくくなります。フリーランスは仕事を進めるために高いコミュニケーションスキルが求められるので、自分は孤独でも大丈夫と考えている人でも、他人と関わっていくことが必要です。